日々の臨床実践 ~アラカルト~

6/2

久しぶりにレッスンしましょう。私の相談室では いつも皆様に 呼吸についてて話します。 繰り返し。 

さて 出典は はじめてのマインドブルネス。 紀伊国屋書店

目を閉じて、数分間、呼吸に集中してみよう。そのうちに、いつの間にか思考を追っていたことに気がつくだろう。このあとやらなければならないことを考えていたり、目を開けて別のことをしたいと思っていたり  それでいいのだ。**思考に巻きこまれていることに気がついたら、 再び呼気に集中し、思考を観察することにもどれはいい。それを繰り返しているうちに、少しずつ思考と距離がとれるようになるだろう。

3/21

しがみつかない

   たとえ呼吸を意識したおかげで心地よい状態になったとしても、無理にそれを維持しようとしないということである。私たちは無意識のうちに、心地よさにしがみつきやすいため、その態度を手放すということだ。然し、どうしてしがみつかないことが必要なのだろうか?

  それは「心地よい状態がなくなったらどうしよう」という不安から解放されるためである。つまり、何かを恐れないようにするため、「ずっと続けばいいのに」という考えを乗り越えるために、しがみつかないようにするのだ。「幸せな時に不安になる」というのは、心配性の人や抑うつ状態の人によく見られる。しかし、〈今〉幸せを感じているのなら、「この幸せがなくなってしまったらどうしよう」と将来を心配するよりも、今の幸せを意識して噛みしめるほうがずっといいのではないだろうか。

3/19

選別をしない。

  これは、快適なものだけでなく、不快なものも受け入れるということである。これまでに見てきたように、身体の痛みやつらい感情のような不快なものでも「自分の中に存在してもよい」と認めるのは大切なことである。だから、何も選別することなく、あるがままにすべてを受け入れるのだ。

3/15

①  評価をしないこと

これは、たとえばマインドフルネスのトレーニング中に、うまくいっているかどうか、効果が出ているかどうかなどを評価しないということである。しかし、いきなり「評価するな」と言われても難しいだろう。それなら、むしろこう考えてみて欲しい。
心には必ず何かしら評価が浮かんでくるものだから、それに引きずられないようにするのである。「うまくいっている/いない」 「効果がある/ない」などというのも、心のおしゃべりの一つにすぎない。だから、そこに執着しないようにするのだ。

   * 心のおしゃべり!  引きずられないように!

3/14

皆さま  久しぶりに マインドフルネスについてのお話しをアップ致します。

   出典は、「はじめてのマインドフルネスー ストレスに強い心をつくる」 です 紀伊國屋書店

 まインドフルネスを実践する時に大切な態度がある。それは「手放す」ということである。〜手放すためにまず大切になるのは、心が自動的に作り出す思考に惑わされないこと。特に期待や評価に惑わされずに距離をとることである。具体的には、次の四つの態度が大切になる。それは、「評価をしない」 「選別をしない」 「 しがみつかない) 「 期待をしない」 というものです

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** HPをご覧の皆様へ。
特に小学生のお子さまの吃音指導に関して 当相談室では、基本的に公立小学校にお通いのお子さまは、公的支援を受けられるため、地域の小学校に敷設の言葉の教室への通級をお勧めして参りました。しかし、通級の先生方の要望もあって、必要に応じて 言葉に教室と こちらの相談室の塀用、連携や、相談室をメインにしてくださることも選択肢として積極的に考えてゆこうと思いました。今までも世田谷区、杉並区はどとは、連携してまいりましたこともあります。
また、成人の方で 先生は基本的に吃音は治せるものと考えていますか? という問い合わせがあるのですが、今まで 治るという言葉は使っていないし、人それぞれなので一概に治せるものとはお答えできない と申してまいりました。しかし、電話では その真意がなかなか伝わらずに悩んでまいりました。
最も誠実で現実的なお返事は、全力を尽くします とお答えすること それが大切なのだ と思いました。まず お目にかかって 必要とすることをお話しください。私でできますことなら、全力を尽くして 関わらせていただきます。
おひとりおひとりに寄り添って ともに考え 歩んでゆきたいと願っています。

11/24

クリストフ・アンドレ  はじめてのマインドフルネス  紀伊国屋書店  レッスン③  もっと日常的に身体のことを意識しよう。元気な時、私たちは身体のことは気にも留めないし、具合が悪くなれば逆に心配しすぎてしまう。しかし、具合が良くでも悪くでも、どんな時でも身体に意識を向けてみよう。〈ボディ・スキャン〉は目が覚めた時に実践してもいいし、就寝前や日中ちょっと時間がとれた時に実践してもいい。身体の感覚に注意を向け、手足や胴、頭を順に観察していこう。

10/30

レッスン②  クリストフ・アンドレ 「はじめてのマインドフルネスーストレスに強い心をつくる  紀伊國屋書店から
まずは、一日に何回か、三分間ほど呼吸に意識を向けて集中しよう。胸に入ってくる息、出ていく息、そのひとつひとつを意識しよう。たとえば、吸う息が鼻を通り、のどを通って肺に届くのを感じてみる。 吐く息が肺からのど、鼻を通って出ていくのを感じてみる。吸う息と吐く息の温度の違いを感じてみる。さらに、息を吸った時は、身体全体に酸素が行きわたるのをイメージする。胴、手の先、足先まで酸素がめぐっていくイメージだ。 反対に、息を吐く時は、息が足先、手の先、胴から出て行く感じをイメージする。もっとゆっくり呼吸しなくてはなどと考えなくてもいい。マインドフルネスでは、あるがままの呼吸を観察すればいいのである。

10/15

*これから折り折りに クリストフ・アンドレ著の「はじめてのマインドフルネスーストレスに強い心をつくる」 ――紀伊國屋書店――のレッスンを少しずつご紹介しようと思います。日々の生活の中でレッスンを通して実践し、穏やかな心、生き易い心、生き生きした心を取り戻し、創造的に活きる道を歩める様になることを願って。
レッスン①
人は過去や未来に生きることは出来ない。生きるとは、〈今〉を生きているということだ。だから自分が〈今〉何をしているか、意識的になってみよう。過去や未来のことばかり考えていたりしないだろうか? そんな時は〈今〉に立ち戻ってみるといい。食事中なら食べているものを味わって食べ、歩いているならそよぐ風や 道端に咲く花にちょっと意識を向けてみる。或いは目を閉じて自分の心を眺めてみる。〈今〉はあなたのなかで安らげる場所になってくれるだろう。

10/02

吃音治療を当方に求めて おいで下さる成人期の方々にお願い致します。吃音を治して欲しいという思いは、重く受け止めますが、残念ながら 吃音は、治療を医学モデルの枠内で考える限り、極めて困難な事柄であるように思います。勿論、「治った」「改善した」と実感を持たれ、それがある程度持続する方々もおいででしょう。然し 言語症状が最重度、重度のに方は兎も角、おおくの吃音を持たれる方々は 環境の変動や日々の生活の中で良くなったり、悪くなったり 変動するものであり、波を描くものであるように思います。環境調整やカミングアウトなど 周囲の人々の理解や協力の中で、ストレス耐性をつけてゆく地道な取り組みが必要なのです。それ故に
 ① 人に知られず こっそり吃音を治して欲しい
 ② カミングアウトをせずに、吃音を治して欲しい
 ③ できるだけ早く すぐに治して欲しい

この3点を強く求められる方は、残念ながら当相談室でお引き受けすることは出来ません。

このことをご承知のうえで 連絡下さいます様にお願い申し上げます。

       相談室 主宰  早坂菊子

9/25

昨日は 第二回 吃音・ことばカフェ for YOUTH の集まりを持ちました。
若い専門家 臨床家達は ドンドンyoutube などで 発信され 啓発活動されている。私も何度もyoutuber 方からお誘いを受けましたが 今はその時ではないと思い、 小さな語りの会を開こうとしています。
 中心は 若いお嬢さん。 身体 口腔に軽い麻痺があり 発音矯正の副作用なのか 吃音で苦しまれています。高校は自ら志願して単身 地方のミッションスクールに。大学は福祉系で社会福祉士の資格があります。一般企業にしっかり勤めながら この春から私の所に来ています。
 ことばカフェでは 自己紹介 趣味  そして吃音の悩みなどポツポツと。ゆっくり時は進みます。
そして 彼女とは クリストフ・アンドレのマインドフルネスを学びます。ゆっくりゆっくり進みます。
  小さな 静かな ひとときを。

9/15

ともだち     谷川俊太郎・文   和田誠・絵    10年前にもアップしました。
これから 毎日 一ページづつ 1ヶ月 アップ致しますね。
一日目!  ❛ともだちって  かぜがうつっても へいきだって いってくれるひと。❜
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    # そんなともだち 私にいるかな? いただろうか?
 小さな私の相談室に 小さな一人の坊やがいて  吃音のことなら 僕にまかせて!  僕 当事者だからって。 彼とお母さんは 自分より小さくて 吃音で不安な子ども お母さんを 自分の家に呼んで遊んだり お話ししたりして下さる。
 来月には 私のところで 坊やは坊やと ママはママとで 話し会をして下さる。
コロナ渦ても 毎週 毎週 通われて 幼稚園から小学校 そしていつの間にか 3年生。賢い少年が  天体と恐竜の薀蓄少年が  宇宙飛行士が夢の少年が 骨折した私を助けようと 張り切って下さる。
 知らぬ間に 力が抜け きつかった症状がすっかり抜けて 楽になった喜びを他の子どもに伝えて下さる。 長い人生で初めてあった少年です。他の子どもに手を差し伸べて下さる子ども。
 私が弱く 骨折して 良かったのかなぁ と思います。宇宙ステーションでは 助け合える力が一番なんだよね。来年は受験勉強かな? 勉強も仕事も 心と一緒なんだね。 今頃 先生 教えられたよ。

9/14

子どもが主役  学校の壁新聞 全国の子ども新聞にも発信します! 

  ママ、パパ、 保護者は 紙と鉛筆 ノートでライン!

  昭和と令和がドッキング!  新しい 新しい吃音、発音、ことばの教室 走ります!

昨日は 池袋から西武池袋線で大泉学園前  大泉小学校 ことばの教室に 専門家診断で参りました。

電車、 階段、 なんのその。? 未来の子どもの安心と成長の 小さな小さなお助けマンとして走りました。

 お母様達の心配、 坊や達の困惑。初対面の人との関わり、対話。隣室で視聴する 先生方、言語聴覚士さん。家庭と教室の普段が 一期一会の出会いの中で 思いがけない可能性を示す煌めき 力を見せてくれます。

 何年も前に見させて頂いた子どもたちが 自ら壁新聞を作り 他の障がいを知らない子どもたちに啓発活動をしたり 子ども新聞にも記事を自ら発信する 自らが自らの姿を 課題を自らのことばて語ります。

 ルサンチマンではなく 一人の子ども 人間として 当たり前の様に これからのさらに幼い子どもたちを思って発信しています。 保護者達のペーパーラインも活発です。 ペーパー分かち合い 情報発信が お母さんたちを繫いでいます。

  学校に 子どもたち  お母さんたちが戻ってきました。すれ違いの子ども達、保護者の毎日毎日を こうした壁新聞、 ノートラインが結びます。先生がたも生き生きして。

 学校は 子ども達のもの。そして ハンディを持つ子も輝く学びの場。

若い先生がたのセンスにかけて トコトコと夕闇の中  さよならしました。明るい未来がありました!!

      悲惨な世界にも 花🌷は咲く!


8/31

ウサギとカメさんを連れて 元気に戻ってきました。暫しの休養 大切ですね!  励まし ありがとうございました。

  ウサギとカメさん。 吃音を持つ 子どもたち、大人たち。緊張する場面でも 頭に浮かんだ言葉を全部 残らず話したくなる時も 苦手な場面を出来るだけ早く切り抜けたい時も 早口になるんですね!

 小さな子どもには 時に こんな ウサギさん と カメさんを使って 早い  遅い  をイメージして  調節することを イメージと身体で学ぶなんてことも やっているのです。

 これは 何十年も前からやられていますが いろいろ工夫するのも楽しいですね。